ブログの方はひさびさになってしまいすみません。
あちこちで今年の映画ベスト10が選ばれていますが僕はどうもこれが得意でなく、
代わりに「ヒットしなかったけど、あれよかったのにな」という映画を振りかえってみたいと思います。あんまり名誉じゃないかもしれませんが。
「大コメ騒動」
これすごい良かったのにな。コロナがきついタイミングだったのもよくなかったのかもしれないけど、井上真央すごいんだなというのを再認識。ストーリーも、女性の連帯の難しさと、それを越える連帯を描いた脚本がすごくよかった。
「まともじゃないのは君も一緒」
清原果耶のここまでのベストアクトってこれなんじゃないの?というくらい良かったんですが、みなさん見に行きませんでしたね。後悔しますよほんとに。それくらいよかった。
「騙し絵の牙」
そこそこ入ったかも知れませんが、もっとヒットしていいくらい出来がよかった。
あのね、とにかく宣伝がしにくいんですよ。映画の面白さを説明すると全部ネタバレだから、大泉洋氏が出版社をたてなおす話?みたいな宣伝しかできない。ぜんぜんちがうんですけどね。松岡茉優の薄くフェミニズムの入った普通の企業女性演技がすばらしかったです。
「サマーゴースト」
小さな良品だったけど、もうちょっと入ってもいいのでは。エイベックスアレルギーだったんでしょうか。作画もよかったのになあ。
「恋する寄生虫」
小松菜奈が結婚発表前にきわめつけに小松菜奈っぽい映画に出たというか、小松菜奈映画の金字塔といっていいくらい小松菜奈的でしたね。『糸』よりこっちの方がいいと思うんですが、小松菜奈大賞をあげたいと思います。
「フラ・フラダンス」
「アイの歌声を聴かせて」が口コミロングランで伸びていますが、こちらもいいですよ。アイにも出ている福原遥の声がとてもよい。
「あのこは貴族」
これもコロナの影響なのかなあ。働いている女性や、主婦をやっている女性が見に行きにくい社会環境になってしまったと思います。
「地獄の花園」
すごい面白かったし広瀬アリスも永野芽郁もよかった。まあヒットはしたのかな。でももっと話題になってもよかった。テレビで放送したらすごいウケるとおもう。
「漁港の肉子ちゃん」
これはマジで文芸映画アニメなんで、海外で賞とるんじゃないかと思っています。
叩くほど悪くなかったのに。
というわけでまだありますが、10作になったのでここまで。来年もよろしくお願いします。