塚原あゆ子監督が『アンナチュラル』と『コーヒーが冷めないうちに』という正反対の2作で見せた仕事について

…描いてはみたもののこの絵、有村架純と石原さとみに全然見えないな。まあこれは似顔絵と言うより有村架純と石原さとみのメタファーだから。いつか画力上がったらちょっと描き直すわ。 えー、『りっすん』様で、女性クリエイターの仕事について書かせて頂き…

映画と関係なくて恐縮ですが、突然ながらわたくしCDBはNHKのクローズアップ現代+のネット企画に参加することとなりました。

詳しくはNHK公式のツイートを引用させていただきます。 NHK「クローズアップ現代+」公式 ✔@nhk_kurogen 今日から金曜まで、#急上昇現場 行ってみた という新しい取り組みを始めます。注目するのは「トレンドワード」。言葉が生まれた現場を5人のディレクタ…

映画『IT THE END それが見えたら終わり』感想。ジョーカーが多数派になってしまう社会の中で自分の心の闇と戦うかつての子供たち

今年のハロウィンのコスプレではジョーカーが大人気だった。まるでもうジョーカーの方がスーパーヒーローで、バットマンがヴィラン(悪役)みたいな雰囲気だ。どう見てもアーサーとはかけ離れた社会的に強い立場の人たちを含め、誰もかれもがジョーカーに自…

映画『お嬢ちゃん』感想。短編映画『正しいバスの見分けかた』でも輝いていた女優・萩原みのりが主演長編で名演、一躍スターダムに

リアルサウンド様で映画『お嬢ちゃん』について書かせていただきました。 realsound.jp 記事でも書いたんですが、萩原みのりさん、なんで今までスターになってなかったのか不思議なくらい演技が上手い。モデルでも即時成功しそうなくらい華があるし。 今や日…

映画『惡の華』感想。女優・玉城ティナがこの世に生まれ直したようなバースデーシネマ。予告編のイメージを裏切る切実で人間的な物語。

モデル雑誌の表紙を飾る時、写真の中の玉城ティナはいつも完璧な美少女に見える。全芸能界を見回しても二人といないのではないかと思うほど大きく印象的な目。「人形のよう」「絵から抜け出したよう」と観客によく形容されるそのルックスは、彼女をあっとい…

『なつぞら』について文春オンラインに描き切れなかったあれこれのこと

最終回によせて、文春オンライン様で『なつぞら』について書かせて頂きました。 bunshun.jp 書きたいことはほぼ上の記事で書いたのですが、文字数的に入らなかったこともあれこれ。 『なつぞら』ってたぶん、視点によって賛否がわかれるドラマだと思います。…

わずか25分間の短編映画『正しいバスの見分けかた』全席完売からシネマート新宿で再公開へ。関西弁の中条あやみは界王拳のごとく演技力が数倍になる

明日、9月13日からシネマート新宿で、一週間限定で『正しいバスの見分けかた』という映画が上映される。わずか25分の短編なので、『なれない二人』という別の中編映画との同時上映である。この作品は今から四年前、群馬県の「伊参スタジオ映画祭」において、…